『ミックス。』:寂れた卓球クラブ再建に3組のミックスが立ち上がる!スポ根とコメディの按分がよりよくミックス。されている!

ミックス。

「ミックス。」を観ました。

評価:★★★

恋と仕事に破れ、田舎に帰ってきた元天才卓球少女の多満子。幼き頃、卓球を熱血指導していた母親の死後、卓球場はもはや閑散としており、自分が青春をかけた活気ある練習風景はそこにはなかった。無職になった多満子は、同じ卓球場で育った元ヤンキーのセレブ妻とオタクの引きこもり高校生、ダイエット目的の中年夫婦、そして自分も家族に見放された元プロボクサーの萩原と男女混合ダブルスを組み、クラブの再建のために、全日本卓球選手権出場に挑むのだが。。「くちびるに歌を」の新垣結衣と「殿、利息でござる!」の瑛太がW主演を務めるロマンティックコメディー。脚本は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「探偵はBARにいる」シリーズの古沢良太。監督は「エイプリルフールズ」の石川淳一。

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『女神の見えざる手』:目的の実現のためなら手段を選ばない天才ロビイスト。女性の活躍はして欲しいが、身近に彼女のような人がいたら怖いかもしれない(笑)

女神の見えざる手

「女神の見えざる手」を観ました。

評価:★★★★

政府の裏で、政治の戦略を動かすプロの”ロビイスト”。エリザベス・スローンは大手のロビー会社に所属し、真っ赤なリュージュと一流ブランドを身に着け、日夜天才的なほどの頭脳から戦略を繰り出す花形ロビイストだった。しかしある日、銃所持を支持する団体のロビー仕事を断り、突然、銃規制派の小さな会社に移籍する。全米500万人の銃愛好家、そして彼らの支援を受け、巨大な財力を抱えるプロのロビイスト集団に、彼女は1人巨大権力に立ち向かうのだが。。政府を裏で動かす戦略のプロ“ロビイスト”の知られざる実態に迫る、「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督作品。

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『ブレードランナー ファイナル・カット』:SFの代表作にして、非常に評価の難しい名作!なんだかんだで物語の奥行きを深めることになっているのは名作といわれる由縁!

ブレードランナー ファイナル・カット

「ブレードランナー ファイナル・カット」を観ました。

評価:★★★☆

2019年、近未来のロサンゼルス。人類は宇宙に進出し、地球に残された人々は大気汚染の高層ビル群が乱立する中、生きてきた。宇宙開発にあたり、人類未開の危険な地域の開拓を担うため、バイオ工学の粋を集めて作られたのがタイレル社の人造人間ネクサス6型、通称レプリカントだった。驚異的な肉体能力を誇る彼らだが、人類への記念を未然に防止する目的で可能生存期間は4年に設定されていた。あるとき宇宙開発に従事していたレプリカント4名が反逆を起こし、地球に侵入したという情報がもたらされる。反逆を起こしたレプリカントを解体する警察組織、通称”ブレードランナー”に属する刑事のデッカードは、逃亡した4体の行方を追うべく、捜査を開始するのだが。。殺人を犯し逃亡するレプリカントとそれを追う捜査官を描いたSF大作「ブレードランナー」の製作25周年を記念し、リドリー・スコット監督が自身の手で2度目の再編集を行った作品。

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『エルネスト』:伝記モノとして熱気のこもった作品だが、日本映画として、なぜこの映画を作ったのかが分からない。。

エルネスト

「エルネスト」を観ました。

評価:★★☆

キューバ革命戦士、エルネスト・チェ・ゲバラ。彼は1967年、当時軍事政権だったボリビアの解放戦線で命を落とす。そのゲバラの部隊に帯同し、ゲバラのファーストネーム”エルネスト”を戦士名としてもらい、1967年8月に25歳の若さで散った実在の日系人がいた。彼の名は、フレディ前村。日系2世として生まれた彼は、医学生としてキューバの国立ハバナ大学に留学していた。キューバ危機のとき、ゲバラと出会ったフレディ前村は、彼の熱意ある思想に心酔していくのだが。。「湯を沸かすほどの熱い愛」のオダギリジョーが、「団地」の阪本順治監督と3度目のタッグを組む伝記ドラマ。

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『ベイビー・ドライバー』:主人公が聴く音楽に合わせるようなテンポあるカースタント・ムービー!、、だけど物語としてはちと青臭い気が。。

ベイビー・ドライバー

「ベイビー・ドライバー」を観ました。

評価:★★

天才的なドライビング・センスを買われ、組織の逃がし屋を務める青年“ベイビー”。そんな彼が最高のテクニックを発揮するための小道具は、完璧なプレイリストが揃っているiPodだった。子供の頃の事故の後遺症で耳鳴りが激しい“ベイビー”だったが、音楽にノって外界から完璧に遮断されると耳鳴りは消え、イカれたドライバーへと覚醒する。だがある日、運命の女性デボラと出会った彼は、犯罪現場から足を洗うことを決意する。ところが彼の才能を惜しむ組織のボスにデボラの存在を嗅ぎ付けられ、“ベイビー”は無謀な強盗に手を貸すことになるのだが。。「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!」のエドガー・ライト監督によるクライム・アクション。

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