『22年目の告白 私が殺人犯です』:韓国映画のリメイク作品だが、作品の力としてはリメイク元のほうが上。それでも日本版の良い点もピリリと光っている。。

22年目の殺人 私が殺人犯です

「22年目の告白 私が殺人犯です」を観ました。

評価:★★☆

22年前、5人の犠牲者を出しながら、未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件があった。その犯人を名乗る男が突如、記者会見を開き、告白本を出版すると発表した。会場に現れたのは不敵な笑みを浮かべた、曾根崎雅人という謎の男。素顔を晒し、肉声で殺人を告白する彼の姿にネットを中心に、世間は熱狂する。しかし、曽根崎の行動はそれだけに留まらなかった。マスコミを引き連れ被害者家族に謝罪、時効を迎えた後も執念深く事件を追う刑事の挑発、熱狂するファンたちに向けての堂々のサイン会、、彼の行動は一大センセーションを巻き起こしていくが、それと同時に事件に隠された闇の部分が徐々に浮き彫りとなってくる。。韓国映画「殺人の告白」を日本でリメイクしたサスペンス。監督は「ジョーカー・ゲーム」の入江悠。

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『パトリオット・デイ』:事件直後から捜査過程がつぶさに分かるリアリティはなかなか。昨今のこの手の作品では描写がすごく力強い!

パトリオット・デイ

「パトリオット・デイ」を観ました。

評価:★★★★

2013年4月15日、ボストン。殺人課の刑事トミーは容疑者の過剰取締の疑いで、本来の業務外であるボストンマラソンの警備に駆り出されていた。オリンピックの次に歴史が古いとされている伝統的なイベントは、アメリカの「愛国者の日(パトリオット・デイ)」の祝日に開催されており、このときもランナーも含め、50万人の観衆で賑わっていた。そのゴール付近で大会開催中を狙い、実行された爆弾テロ。次々にゴールをしていく市民ランナーとそれを迎える観衆を狙い、多くの死傷者を出す大惨事となる。事件直前から、犯人逮捕までの緊迫の102時間を映し出す。「ローン・サバイバー」、「バーニング・オーシャン」でタッグを組んだマーク・ウォールバーグ&ピーター・バーグ監督による、2013年に起きたボストンマラソン大会テロ事件をベースにした実録ドラマ。

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『ケアニン あなたでよかった』:テーマがテーマだけに涙腺は緩むが、同時に介護についても色々考えさせられる作品!

ケアニン あなたでよかった

「ケアニン あなたでよかった」を観ました。

評価:★★★☆

高校卒業後、介護の専門学校に通い、何となく介護福祉士になった大森圭。未だに高齢者たちと上手くコミュニケーションが取れない日々が続くなか、卒業後に彼が進路に選んだのは小規模な多機能介護施設だった。そこで彼は認知症を発症した79歳の星川敬子の担当を任される。試行錯誤を繰り返しながらも、先輩介護士の協力もあり、徐々に敬子との距離を縮めていくのだった。。介護をテーマに「コスメティックウォーズ」の鈴木浩介監督が撮り上げたヒューマンドラマ。

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『光』:映画を通じて出会う2人の光り輝く物語。河瀬監督流の映画術が至るところに秘められるが、物語として分かりやすいのがどうかと。。

光

「光」を観ました。

評価:★★★

視覚障害者のためのナレーション製作を手がけながらも、どこか単調な日々を送っていた美佐子。彼女は仕事を通じて、弱視の天才カメラマン・雅哉と出逢う。美佐子の拙いナレーション技術に苦言を呈す彼の存在に戸惑いながらも、彼の撮影した夕日の写真に心を突き動かされる。次第に視力を奪われていく雅哉の葛藤を見つめるうち、美佐子の中で何かが変わり始める。。「殯の森」の河瀬直美監督によるラブストーリー。出演は、「あん」の永瀬正敏、「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」の水崎綾女。

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