『スパイダーマン ホームカミング』:アベンジャーズに合流したスパイダーマンの成長記。アクションも楽しいが、スパイダーマンがアベンジャーズの中に上手く取り込まれる物語が面白い!

スパイダーマン ホームカミング

「スパイダーマン ホームカミング」を観ました。

評価:★★★☆

IMAX3D字幕版にて

ニューヨーク、スパイダーマンとなった15歳の高校生ピーターは自らの能力を使って、積極的に街を救おうと躍起になっていた。そんなとき、アイアンマンことスタークは、ピーターを”アベンジャーズ”の一員として真のヒーローとしての“道”へと導こうとする。キャプテン・アメリカとの対立の中に組み込まれたピーターだったが、本人はそんなことよりヒーローとしての自分の存在に興奮。街に戻った後も、スタークからの依賴を待ち続けたが音沙汰なく、自分勝手な行動はヒーローというより、街の厄介者として疎んじられる存在になりつつあった。そんなある日、巨大な翼の怪物がニューヨークに現れるのだが。。スパイダーマンとアイアンマンが競演する「スパイダーマン」新シリーズ。監督は、「COP CAR コップ・カー」のジョン・ワッツ。

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『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』:ガンダムが登場する直前の出来事を描く。モビルスーツよりも物語が紡ぎ出す戦争のきな臭さに目が行った!

機動戦士ガンダム

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」を観ました。

評価:★★★

宇宙世紀0079年。人類は宇宙ですら戦場に変え、ジオン公国軍は、世界人口の半数を死に至らしめたブリティッシュ作戦・コロニー落としを実行し突き進んでいた。一方、劣勢を挽回すべく圧倒的な戦力で挑む地球連邦軍。そしてその裏では、ザビ家の陰謀が交錯する。変えがたい運命に翻弄されるセイラ・マス、ジオン軍のパイロットとなってしまったランバ・ラルやハモン、サイド7で平穏に暮らすアムロやフラウの日常生活にも暗い影が訪れようとしていた。そんななか、復讐に駆られたジオン軍のエース、シャア・アズナブルの「赤い彗星」としての伝説が誕生する……。『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターを務めた安彦良和のコミックをアニメ化した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズ第5作。宇宙での人型兵器を投入した未曾有の戦争“一年戦争”の幕開けを2部構成で描く第1弾。

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『メアリと魔女の花』:ジブリ色を上手い形で残しながら、新たな方向性も感じられる意欲作!作品はすごく面白いんだけど、どこかで既視感が漂うのがなんとも。。

メアリと魔女の花

「メアリと魔女の花」を観ました。

評価:★★★

赤毛でそばかすのある少女メアリは、祖母の住む赤い館村に引っ越してきた。引っ越しの荷解きもままなならない中、何とか祖母の役に立ちたいと思うメアリはいつも空回りばかり。近所に住むピーターと知り合った彼女は、ある日偶然に森の奥でひっそりと生える不思議な花を見つける。大事に持ち帰った彼女は、その花が7年に1度しか咲かない禁断の花“夜間飛行”であることを知る。それはかつて、魔女の国から持ち出された”魔女の花”でもあったのだ。花の持つ一夜限りの不思議な力を手に入れた彼女は、雲海にそびえ立つ魔法の学校・エンドア大学への入学を許可される。メアリー・スチュアートの児童文学を原作に「思い出のマーニー」の米林宏昌監督がアニメ映画化。

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『カーズ/クロスロード』:カーズ三部作最終章のテーマはずばり”引き際”!ここ10年の技術の進歩で、カーレースの描写がすごく迫力あるものになっている!

カーズ/クロスロード

「カーズ/クロスロード」を観ました。

評価:★★★☆

日本語吹替え版にて。

華々しく第一線で走り続けてきたマックィーンもベテランとなり、レースをしてきた仲間たちも次々と引退に追い込まれていた。そんなトップ争いを演じてきたマックィーン自身も、新しく登場していた最新型のレーサーに勝てなくなっていた。そんななか、レース中に無理をして大クラッシュを起こし、マックィーンは初めて挫折を経験する。失意のマックィーンは再び”ラジエータ・スプリング”に戻り、英気を養うが、レースへの憧れは捨てきれず再起を誓うのだった。。ディズニー/ピクサー制作のフルCGアニメ「カーズ」シリーズ第3作。製作総指揮は「カーズ」「カーズ2」で監督を務めたジョン・ラセター。監督は、前2作などにスタッフとして参加してきたブライアン・フィー。

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『関ヶ原』:天下分け目に至るまでの歴史的変遷をダイナミックな映像で描ききる。戦い前の描写が多すぎて、ややドラマが薄くなってしまっている。。

関ヶ原

「関ヶ原」を観ました。

評価:★★★

1600年、戦国史上最大の天下分け目の決戦“関ヶ原の戦い”。その後の天下の行く末を決める戦いは、開始からわずか6時間で終結した。有利と言われた西軍を率いる石田三成は、亡き太閤殿下の意思を継ぎ、日増しに権力を拡げる徳川家に対抗し、豊臣家の再興を願っていた。軍勢としては数に劣っていた徳川家康率いる東軍になぜ負けたのか? そして、忍び・初芽との許されない恋の行方を描いていく。。司馬遼太郎の同名小説を「日本のいちばん長い日」の原田眞人が映画化した作品。

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