『ハイ・ライズ』:観ている間、苦痛だった僕には、この映画の評価する資格はない。。

ハイ・ライズ

「ハイ・ライズ」を観ました。

評価:☆(無評価)

1975年、イギリス。ロンドンから北2マイルに富裕層向けのタワーマンションが建設される。そこはラグジュアリーな内装や抜群の眺望を有するだけでなく、敷地内にスーパーマーケット、プール、銀行、医療施設、小学校、レストランなどありとあらゆる設備が整っており、人々の生活の夢を具現化したような住居空間だった。そんな夢のマンションに入居した医師・ラング。落ち着いた生活を求めた彼だが、上層階に行くにつれ住人が富裕層になっていき、フロアの高低に基づく階級間の摩擦の存在を知る。そしてある夜の停電を境に、彼らの問題は露骨なまでに顕わになるのだが。。SF界の巨匠J・G・バラードの小説『ハイ-ライズ』を映画化。監督は、「サイトシアーズ 殺人者のための英国観光ガイド」のベン・ウィートリー、主演のラングを演じるのは、「マイティ・ソー」シリーズのトム・ヒドルストン。

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『ロスト・バケーション』:サメものとしては及第点レベルだが、小気味よい演出で作品のリズムの良さは感じる!

ロスト・バケーション

「ロスト・バケーション」を観ました。

評価:★★☆

前から秘境のビーチでサーフィンをすることを夢見ていたナンシー。そこは亡き母の面影を感じる素敵な場所でも合った。サーフィンを楽しんでいたナンシーは、突然何かに襲われ脚を負傷してしまう。無我夢中で近くの岩場にたどり着くが、その岩の周囲を獰猛なサメが虎視眈々と旋回していた。「アデライン、100年目の恋」のブレイク・ライヴリー主演によるサバイバル・アクション。監督は「ラン・オールナイト」のジャウマ・コレット=セラ。

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『ターザン REBORN』:ヒーローものとしては無難な出来だが、アクションシーンの重厚さが補って余りある!

ターザン REBORN

「ターザン REBORN」を観ました。

評価:★★★

2Dの字幕版にて。

生まれて間もなく、コンゴで国の反乱に巻き込まれたジョン。ジャングルで動物たちに育てられた彼は、別名”ターザン”の異名をつけられ、ジャングルの動物たちはもちろん人間界からも一目置かれる存在になっていた。そんな彼も、今は英国貴族として愛する妻ジェーンとともにイギリスで暮らしている。ある日、彼は政府の命で故郷のジャングルに戻ることになるのだが。。エドガー・ライス・バローズの冒険小説を、「ハリー・ポッターと死の秘宝」のデイヴィッド・イエーツが2D/3Dで映画化した作品となっています。

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『フラワーショウ!』:いろんなエピソードに焦点が当たりすぎて、全体に何を描いているのか分からなくなっている作品。。

フラワーショウ!

「フラワーショウ!」を観ました。

評価:★★

メアリーは花や緑を愛し、自らデザインした庭で世界を彩るという夢を抱えていた。晴れて、有名ガーデンデザイナーのアシスタントになるが、各地の庭のデザインをさせられたうえ、手柄は全て横取りされてしまう。挙げ句の果ては、デザインノートを盗まれた上にクビに。どん底の彼女は、イギリスで行われるチェルシー・フラワーショーで金メダルを獲ることを思いつくのだが。。。ガーデニング世界大会の歴史を塗り替えたアイルランド女性の実話に基づくドラマ。2015年ダブリン国際映画祭観客賞選出。監督・脚本は、弁護士の仕事をしながら映画製作を行っているヴィヴィアン・デ・コルシィ。

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『シン・ゴジラ』:全く新しいゴジラ映画の形は痺れるくらい面白いが、感情が同居しない本作を傑作と呼びたくない。。

シン・ゴジラ

「シン・ゴジラ」を観ました。

評価:★★★☆

「ゴジラ FINAL WARS」以来12年ぶりに日本で製作された、「ゴジラ」シリーズ第29作目(平成ゴジラシリーズから数えると14作目)。ある日、東京湾にて謎の水蒸気爆発が発生する。総理の耳にも入り、官邸は緊急事態への対応に追われる。最初は単なる事故と思われたが、現場から巨大生物が現れ、事態は急変する。当初から巨大生物の可能性を訴えながら、誰にも耳を傾けてもらえなかった内閣官房副長官の矢口は、事態の急変に危機管理の最前線に立たされる。巨大生物はゴジラと名付けられ、日本国民は初めて直面する恐怖に、街中パニックに陥る……。庵野秀明と樋口真嗣が短編「巨神兵東京に現わる」に次いで再びタッグを組んだ作品。自衛隊の全面協力のもと撮影を行い、これまでのシリーズで最大の体長118.5メートルものゴジラをフルCGで描く意欲作になっています。

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