『ズートピア』:単純に面白さが詰まった作品ではあるが、設定があまりにリアル過ぎないか!?

ズートピア

「ズートピア」を観ました。

評価:★★★☆

2Dの日本語吹替え版にて。

動物たちが生活するズートピア。ここで正義感に溢れ、身の丈に合わない警官の夢を実現させた新米警官のウサギ・ジュディと詐欺師のキツネ・ニックが、ズートピアの危機に立ち向かう冒険アニメ。監督は「塔の上のラプンツェル」のバイロン・ハワードと「シュガー・ラッシュ」のリッチ・ムーアが務めています。

続きを読む “『ズートピア』:単純に面白さが詰まった作品ではあるが、設定があまりにリアル過ぎないか!?”

『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』:ヒーローたち総登場のガチバトルは、芸能人大運動会のような和やかさを感じる。

シビル・ウォー

「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」を観ました。

評価:★★★☆

2Dの字幕版にて。

「アベンジャーズ」のヒーローの一人、キャプテン・アメリカが主人公になるシリーズの第3作。「アベンジャーズ」の歴代作品ということを考えると、2008年公開の「アイアンマン」から数えて13作目。テレビシリーズも含めると、それこそ多種多様な拡がりを見せており、もはやレジェント(伝説)化しているといっても過言ではないでしょう。この「アベンジャーズ」も、先日の新「スター・ウォーズ」シリーズと同じくディズニー傘下の作品ということになっているので、ディズニーの見せるキャラクター戦略も凄まじいものがあります。監督は、この後の「アベンジャーズ」続編にも参加が決まっているアンソニー&ジョー・ルッソの兄弟。

続きを読む “『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』:ヒーローたち総登場のガチバトルは、芸能人大運動会のような和やかさを感じる。”

『さざなみ』:ざわめき立った心はすべてを押さえられないことを語る。。ランプリングの表情は必見の一作!

さざなみ

「さざなみ」を観ました。

評価:★★★★

アカデミー賞にノミネートされ続ける女性といえば、近年ではメリル・ストリープであったり、ジュディ・デンヂであったりすると思いますが、玄人好みといえば、シャーロット・ランプリングを忘れてはいけないでしょう。同じイギリス人俳優のデンヂとは違って、どこか陰のあるキャラクターを演じ続けるランプリング。本作も、長年教師として勤め、結婚45年の夫ジェフと幸せな引退生活を送っていながら、心に沸き立ったざわめきを押さえられない女性ケイトを好演しています。監督は、「ウィークエンド」のアンドリュー・ヘイ。

続きを読む “『さざなみ』:ざわめき立った心はすべてを押さえられないことを語る。。ランプリングの表情は必見の一作!”

『劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』:吹奏楽、京都、、と好きになる要素しかない映画!

響け、ユーフォニアム

「劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」を観ました。

評価:★★★☆

女流作家・武田綾乃の小説を原作にしたテレビアニメ『響け!ユーフォニアム』全13話を再編集した劇場版。製作は「けいおん!」などのヒット作も手かげた「京アニ」の愛称でも知られる京都アニメーション。「けいおん!」は京都市左京区の北白川辺りを舞台にした作品でしたが、本作もタイトル通りに観光地としても有名な京都府宇治市を舞台にしています。京都好きで、吹奏楽も高校から大学にかけて、都合6年間やってきた僕にとっては、好きになってしまう要素しかない作品になっています。

続きを読む “『劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』:吹奏楽、京都、、と好きになる要素しかない映画!”

『孤独のススメ』:こんな素敵な出会いがあるのなら、孤独でいるのも悪くない!?

孤独のススメ

「孤独のススメ」を観ました。

評価:★★★★

田舎町で1人静かに暮らす初老の男性の前に、突然奇妙な男が現わる。孤独に暮らしていた男性は、彼との共同生活を始めたことから人生が変わってゆく、、という内容のオランダ映画。てっきり邦題や映画の宣伝パッケージを観ても、北欧の映画かと錯覚してしまいましたが。前に、アムステルダム美術館の映画も観ていた気もしますが、オランダ映画は多分人生初。邦題も気になっての鑑賞となりました。監督は本作がデビュー作となる、ディーデリク・エビンゲ。

続きを読む “『孤独のススメ』:こんな素敵な出会いがあるのなら、孤独でいるのも悪くない!?”