『ちょっと今から仕事やめてくる』:題名に多くの人が惹かれると思いますが、過度な期待は禁物な作品。。前半部はいい感じなのだけど、後半に妙に説明臭くなるところがイマイチ。。

ちょっと今から仕事やめてくる

「ちょっと今から仕事やめてくる」を観ました。

評価:★★★

疲労から駅のホームで意識を失う隆。そこに幼馴染を名乗る謎の男ヤマモトが現れ、偶然を装って彼を助け出す。早速飲みに連れ出すヤマモトだが、隆は幼馴染と名乗るこの男の存在を思い出せずにいた。パワハラが当たり前のように行われる隆の職場だったが、自由気ままなヤマモトと過ごすうちに次第に隆は本来の自分の姿を取り戻していく。しかしある日、隆はヤマモトは3年前に自殺していた事を知るのだった。。第21回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞に輝いた同名小説を成島出監督が映画化した作品。

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『僕とカミンスキーの旅』:後半のロードムービーはなかなか魅せるが、そこに行き着くまでのテンポの悪さが少し致命的だと思う。。

僕とカミンスキーの旅

「僕とカミンスキーの旅」を観ました。

評価:★★

無名の美術評論家ゼバスティアン。彼は金と名声を得ようと、かつて脚光を浴びた盲目の画家カミンスキーに着目し、彼の伝記を書こうとする。マティスの最後の弟子でピカソの友人でもあったカミンスキーは、ポップアートが脚光を浴びた1960年代に盲目のアーティストとして注目されるが、今ではスイスの山奥でひっそりと暮らしていた。カミンスキーの隠された新事実を暴こうと、半ば強引に旅に連れ出し珍道中を繰り広げるうちに、不思議な友情を育んでいく。。「グッバイ、レーニン!」のヴォルフガング・ベッカー監督&ダニエル・ブリュール主演コンビが再び組んだロードムービー。

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『14の夜』:AV女優のサイン会を巡る、街のヤンキーたちの一喜一憂劇!ヤンキー、悪ガキと田舎町の閉塞感が作品の絶妙な空気感となっている!

14の夜

「14の夜」を観ました。

評価:★★★★☆

1987年の田舎町。悶々とした日々を送る中学生のタカシは、隣に住む幼馴染みで巨乳のメグミのことが気になっている。父親は不祥事を起こして職場から自宅謹慎を言い渡されるダメダメっぷりで、姉がフィアンセを連れてくる中、更にそのダメさに家庭内ではうんざりしていた。そんな中、町のレンタルビデオ屋でAV女優がサイン会を開催するという噂が聞こえてきて、所属している柔道部の一同で繰り出そうということになるのだが。。「百円の恋」の脚本家・足立紳の監督デビュー作。

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『メッセージ』:SFであるようで、SFでない部分がミソなミステリアスSF!映画の雰囲気は悪くないが、結局、宇宙人が何しにきたのかがいまいち腑に落ちない。。

メッセージ

「メッセージ」を観ました。

評価:★★★

言語学者のルイーズは湖畔に住み、大学での講義を行いながら、今はいない娘ハンナとの何気ない日常を思い返していた。そんなある日、地球各地に大きな宇宙船のような物体が現れる。世界各国が緊急の警戒体制へと入る中、彼らの言語を解明するよう要請されたルイーズとスタッフたちは、一路宇宙船のもとへとやってくる。不可解な音声とシンボルのようなマークを発する宇宙生物たちの言語を解読するルイーズ。そこには驚くべきメッセージが含まれていた。第89回アカデミー賞で作品賞を含む8部門にノミネートされ、音響編集賞を受賞したSFドラマ。監督は、「灼熱の魂」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。原作は、テッド・チャンのネビュラ賞受賞作『あなたの人生の物語』。

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『ガーディアン・オブ・ギャラクシー リミックス』:映像的にもキャラクター的にも楽しい場面は満載なのだが、物語があまり前作から成長していないのでどこか既視感が漂ってしまう。。

ガーディアン・オブ・ギャラクシー リミックス

「ガーディアン・オブ・ギャラクシー リミックス」を観ました。

評価:★★★☆

3Dの字幕版にて。

ピーター・クイル率いるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは凶暴なアライグマのロケット、マッチョな巨漢のドラックス、ツンデレ暗殺者のガモーラとチーム一のスモールであるグルートで構成されていた。ある日、彼らは小遣い稼ぎの目的で侵入した”黄金の惑星”の艦隊から逆に猛攻撃を受ける羽目になり、彼らの宇宙船ミラノ号は壊滅寸前に。そこに“ピーターの父親”を名乗る謎の男エゴが現れ、彼らの危機を救うが……。銀河を守るヒーローチームの活躍を描いたマーベル・コミック原作のSFアクション続編。監督は前作に引き続き、ジェームズ・ガンがメガホンを取っています。

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