『マリアンヌ』:戦時下で育まれる愛と生じた疑念。ゼメキスにしては凄く王道なラブロマンス!

マリアンヌ

「マリアンヌ」を観ました。

評価:★★★

1942年、カサブランカ。マックスは連合国軍の極秘作戦に参加し、フランス軍のレジスタンスとして活動をしていたマリアンヌと出会う。最初は偽装夫婦として生活をともにしながら、ドイツ軍に対する諜報活動に徹していた2人であったが、いつしか互いが惹かれ始めていることを感じていた。極秘作戦後、今なお空襲の激しいロンドンで再会した2人は、戦時下ではあるがやがて結ばれることになる。しかし、マリアンヌには夫には明かすことができない、ある秘密があるようだった。。ブラッド・ピット&マリオン・コティヤール共演で、ロバート・ゼメキスがメガホンを取ったラブストーリー。

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『ラ・ラ・ランド』:アカデミー賞14部門ノミネートに輝いたミュージカル作品の王道。音楽やシーンとして美しい部分はあるが、全体的には凡庸な感じ。。

ラ・ラ・ランド

「ラ・ラ・ランド」を観ました。

評価:★★★☆

アメリカ・ロサンゼルス。ハリウッドを有する一大エンターテンメト都市である、この街に今日も多くの若者たちが夢をかなえるために集ってくる。女優を目指すミアも、そんな一人。彼女は映画スタジオのカフェで働きながら、いつしかそのカフェにやってくる大女優のようになれることを夢見て、今日もオーディションに挑んでいる。しかし、ここまで結果はなかなか出てこない。落ち込む彼女はふと入った場末のバーで、ピアノを弾いていたセバスチャンと出会う。惹かれ合う二人だが、セバスチャンが加入したバンドの人気が出るとともに二人の関係に暗雲が立ち込めるのだった。。「セッション」のデイミアン・チャゼル監督によるオリジナルミュージカル。

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『バック・イン・タイム』:1つのSF作品が生み出した文化圏を完全フューチャー。ここまで来ると1映画作品とはいえなくなる!

バック・イン・タイム

「バック・イン・タイム」を観ました。

評価:★★★★

SF映画の不朽の名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズが与えた影響を考察するドキュメンタリー。本編映像を交えながら、スピルバーグ監督やキャスト陣ら関係者のインタビューに加え、2015年を舞台にしたパート2の実現具合の検証も行っています。主人公たちが赴いた未来の日である2015年10月21日にアメリカで初公開、動画配信サービスNetflixにて視聴開始されています。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2017』にて劇場上映されたものを鑑賞。

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『劇場版ソードアート・オンライン オーディナリー・スケール』:物語は複雑で舌を巻くが、近未来世界の描写がなかなか興味深い!

劇場版ソードアート・オンライン

「劇場版ソードアート・オンライン オーディナリー・スケール」を観ました。

評価:★★★☆

2022年、世界初のフルダイブ専用デバイス”ナーヴギア”はVR(仮想世界)の世界に無限の可能性をもたらした。しかし、天才プログラマー、茅場晶彦が創造したMMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)は1万人のユーザを、仮想世界の中に閉じ込め、そこでの死は現実世界での死に直接つながるというデス・ゲームを始めたのだった。その悲劇的な事件から4年が経った現在、社会はVRからAR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端マシン”オーグマー”へと時代はシフトしていった。そんな中、SAOを超えたAR型MMORPGである「オーディナリー・スケール」(OS)が爆発的なヒットを記録する。そのOSに参戦したキリトは、ゲームの中のある異変に気付くのだが。。川原礫によるライトノベルが原作のTVアニメ『ソードアート・オンライン』の劇場版。監督は、TV版に続き伊藤智彦が担当しています。

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『セル』:映画を成立させるワンアイディアは面白いが、いいのは序盤だけで中盤以降はダラダラといった印象。。

セル

「セル」を観ました。

評価:★☆

ある日突然、携帯電話で話していた人々が凶暴化しはじめる。たまたまボストン空港にて、コミック作家のクレイは自身の作品がようやく売れたことを、別居中の妻シャロンと携帯電話で話し終えたところだった。携帯を使った人々によって破壊し尽くされる空港をようやく脱出したクレイは、自宅に戻るが、シャロンと愛する息子の消息を確かめるべく、残された人々とともにニューハンプシャーを目指そうとするのだが。。スティーヴン・キングが自ら脚本を担当して自作を映画化したホラー。監督は「パラノーマル・アクティビティ2」のトッド・ウィリアムズ。

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