『ローガン』:初代X-MENシリーズの主要キャラクター卒業作品!スピンオフといいながらも、物語のぶ厚さと重厚な作風に圧倒される!

ローガン

「ローガン」を観ました。

評価:★★★★

ミュータントが絶滅の危機に瀕する近未来。老いたローガンも特殊能力である治癒能力を失いつつある中、師でもあるチャールズ・エグゼビアからミュータント唯一の希望である少女ローラを守るよう託される。しかし、ローラには危険な襲撃部隊の魔の手が迫っていた。謎に包まれた彼らの存在に疑念を抱きながら、ローガンはローラを連れた逃避行を始めていくのだった。「X-MEN」シリーズに登場するウルヴァリン(別名ローガン)を主役にしたスピンオフ第3弾。ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリン最後の闘いを、「ウルヴァリン:SAMURAI」のジェームズ・マンゴールド監督が描いた作品です。

続きを読む “『ローガン』:初代X-MENシリーズの主要キャラクター卒業作品!スピンオフといいながらも、物語のぶ厚さと重厚な作風に圧倒される!”

『LION ライオン 25年目のただいま』:現代技術が駆使された故郷を探す旅!映画らしい映像と物語構成の巧みさに圧倒される作品!

LION ライオン 25年目のただいま

「LION ライオン 25年目のただいま」を観ました。

評価:★★★★★

オーストラリアの青年サルーは、幸せな家庭に育てられ、好青年に育っていた。しかし、彼は生まれたインドで5歳のときに迷子になり、家族と生き別れたまま養子に出されたという過去があったのだった。彼は残されたわずかな小さい時の記憶と、はぐれたときに最後に生き別れた兄の消息を探すため、Google Earthで自分の生まれた家を探し出そうとするのだが。。「英国王のスピーチ」の製作陣による実話を基にしたドラマ。監督は、長編初監督のガース・デイヴィス。

続きを読む “『LION ライオン 25年目のただいま』:現代技術が駆使された故郷を探す旅!映画らしい映像と物語構成の巧みさに圧倒される作品!”

『ラ・ラ・ランド』:アカデミー賞14部門ノミネートに輝いたミュージカル作品の王道。音楽やシーンとして美しい部分はあるが、全体的には凡庸な感じ。。

ラ・ラ・ランド

「ラ・ラ・ランド」を観ました。

評価:★★★☆

アメリカ・ロサンゼルス。ハリウッドを有する一大エンターテンメト都市である、この街に今日も多くの若者たちが夢をかなえるために集ってくる。女優を目指すミアも、そんな一人。彼女は映画スタジオのカフェで働きながら、いつしかそのカフェにやってくる大女優のようになれることを夢見て、今日もオーディションに挑んでいる。しかし、ここまで結果はなかなか出てこない。落ち込む彼女はふと入った場末のバーで、ピアノを弾いていたセバスチャンと出会う。惹かれ合う二人だが、セバスチャンが加入したバンドの人気が出るとともに二人の関係に暗雲が立ち込めるのだった。。「セッション」のデイミアン・チャゼル監督によるオリジナルミュージカル。

続きを読む “『ラ・ラ・ランド』:アカデミー賞14部門ノミネートに輝いたミュージカル作品の王道。音楽やシーンとして美しい部分はあるが、全体的には凡庸な感じ。。”

『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』:スピンオフ作品ながら、本シリーズをも凌駕する傑作!日本語吹替えで見ると、また違った面白さが出てくるのでオススメ!

ローグ・ワン

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」を観ました。

評価:★★★★★

IMAX3D字幕版、通常3D字幕版、通常2D日本語吹替え版で鑑賞しました。

拡大していく帝国軍の勢いをつけるような最終兵器”デス・スター”の完成が間近に迫っていた。帝国軍との戦いに明け暮れ、囚われの身となっていた女戦士ジン・アーソ。彼女の父親は、その”デス・スター”の設計に関わっていた技術士官であったが、妻と娘との平穏な生活を奪われ、帝国の野望を打ち砕くべく、協力をしながらも密かにある弱点を仕込んでいた。反乱軍に救出されたジンは、失ったと思った父親の存在と”デス・スター”を打ち砕くべく僅かな希望を求めて、戦いに挑んでいくのだった。。「スター・ウォーズ」シリーズの新たな世界を映し出す“もうひとつ”の物語。「エピソード4」でレイア姫がR2-D2に託した帝国軍の宇宙要塞デス・スターの設計図が、いかにして反乱軍の手にもたらされたのかを描いていきます。監督は「GODZILLA ゴジラ(2014)」のギャレス・エドワーズ。

続きを読む “『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』:スピンオフ作品ながら、本シリーズをも凌駕する傑作!日本語吹替えで見ると、また違った面白さが出てくるのでオススメ!”

『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』:お話上の奇跡はたくさん起こるが、それが映画のマジックにはなれていない。。

リトル・ボーイ

「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」を観ました。

評価:★★

第二次世界大戦下のアメリカ。背が低くからかわれていた8歳の少年ペッパーにとって、唯一の心の支えは、彼を愛してくれる父親だった。そんな父親の背中を見ながら育ったペッパーだが、戦争に行けない兄に変わり、愛する父が出兵することになる。最前線での戦いが厳しくなる戦況において、父を戦地から必死に呼び戻したい一心で司祭に相談する。すると司祭は、戦争によって差別を受ける日本人と交流するなど、父親を取り戻すためにペッパーが行わなくてはならないリストを渡すのだが。。本作の監督は、「Bella」(未)で2006年トロント国際映画祭で最高賞に当たる観客賞を獲得したアレハンドロ・モンテヴェルデ。

続きを読む “『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』:お話上の奇跡はたくさん起こるが、それが映画のマジックにはなれていない。。”