「愚行録」を観ました。
評価:★★★★☆
閑静な住宅街で起きた一家惨殺事件。事件の解決を見ずに、1年が経ち、迷宮入りしようとしていた事件の真相を追う週刊誌記者がいた。彼は被害者の田向浩樹が勤めていた大手デベロッパーの同僚たち、妻・友季恵の大学時代の同窓生たちに取材を重ねていった。そこでの証言を積み重ねていくうちに、理想の家族とされた被害者一家の評判とはかけ離れた実像を目の当たりにしていく。。ポーランド国立映画大学で学び、本作で長編監督デビューを飾る石川慶が、貫井徳郎の直木賞候補作を映画化したミステリー。
続きを読む “『愚行録』:愚行を重ねる人間たちに降りかかる惨劇。ミステリーとして非常に重厚ながら、細かい芸をも着実に入れ込む秀作!”