『神様の思し召し』:豊かな人生は心を外に開いたときに見えてくる!? 作品の味わいが前後半で変わる秀作コメディ!!

神様の思し召し

「神様の思し召し」を観ました。

評価:★★★★☆

優秀な外科医トンマーゾは、今日も患者の手術を完璧にこなし、救えるべき命を救っていた。しかし、彼の優秀な医者としての腕とは裏腹に、部下や家族には傲慢で冷たく、影では疎まれる存在でもあった。そんな中でも利発的に育った長男は、父の後を継ぐべく医者を目指していたが、人生の大きな壁にぶち当たっていた。そんな長男を救ってくれたのは宗教であり、突然彼が神父になりたいと言い出したことから、トンマーゾの平穏な人生は急激な展開を迎える。長男がそんなことを言い出したのは、派手なパフォーマンスで人気のピエトロ神父にあると睨み、教会に潜入するが。。第28回東京国際映画祭で観客賞を受賞したイタリア発のコメディ。

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『ジェイソン・ボーン』:マット・デイモンの代表作となるボーンシリーズの新章。シリーズの面白さを端的に抽出した良作!

ジェイソン・ボーン

「ジェイソン・ボーン」を観ました。

評価:★★★☆

CIAによって生み出された暗殺者ジェイソン・ボーンは、記憶を取り戻し世間から姿を消していた。消息を絶ってから何年も経った後、孤独な生活を送っていたボーンのもとに、CIAの元同僚だったニッキーが現れる。彼女はCIAが全世界の情報を監視・捜査する新プログラムが動き出したことと、ボーンに隠された過去の秘密を打ち明ける。過去の記憶の断片を再び集めるために、そして、CIAの新たな陰謀を潰すために、ボーンは再び戦いに身を投じてゆく。。驚異の身体能力を持つ孤高の殺し屋を演じたマット・デイモンの当たり役となった「ボーン」シリーズの新章。監督は「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」のポール・グリーングラス。

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『SCOOP!』:洗練された映像感覚とは裏腹に作品の雰囲気が酷く古臭い。。設定も、もうちょっと考えたほうがいいと思う。。

SCOOP!

「SCOOP!」を観ました。

評価:★

かつて凄腕カメラマンとして活躍し、一線級の報道カメラマンを目指していた都城静は、ある事件をキッカケに今は芸能スキャンダル専門のパパラッチに転身し、フリーの立場で自由奔放に仕事をしていた。ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」の新人記者・行川野火とコンビを組むことになる。性格が合わずに衝突ばかりしていた2人だが、次第に息があってきてスクープを連発していくのだが。。1985年の原田眞人監督・脚本作品「盗写/250分の1秒」を原作・原案に、「バクマン。」の大根仁監督と「そして父になる」の福山雅治が初タッグを組んだ異色スクープドラマ。

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『エル・クラン』:トンデモナイ仕事を生業(なりわい)にしてきた一家のたどる末路。真面目な映画だが、全て実話というところが恐ろ面白い!

エル・クラン

「エル・クラン」を観ました。

評価:★★★

1983年、アルゼンチン。近所の人々から慕われるプッチオ一家は父親を筆頭に、息子3人、娘2人の仲睦まじい生活を送っている、、ように思われていた。ところが一家の周辺で金持ちだけを狙った身代金事件が多数発生していた。住民たちが不安を募らせるなか、父アルキメデスは鍵のかかった部屋に食事を運んでいた。。アルゼンチンで実際に起きた事件を映画化した第72回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞作。製作に「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル。製作・監督・脚本は「セブン・デイズ・イン・ハバナ」のパブロ・トラペロが手がけています。

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『お父さんと伊藤さん』:提示するテーマは結構大きく、作品としても面白いが、結論が曖昧なまま終わっている。。

お父さんと伊藤さん

「お父さんと伊藤さん」を観ました。

評価:★★

自由気ままに暮らす34歳の彩は、未だにちゃんとした職業につくわけでもなく、アルバイトを転々としながら生活を送っていた。たまたまコンビニでバイトしているとき、同じく自由気ままに生活をしていた不思議な雰囲気を醸し出す年上の伊藤さんと遭遇する。それほど興味があるわけでもなかったが、そんなバツイチで、今は給食センターでアルバイトをしている伊藤さんと狭いボロアパートで同棲生活を送る日々となっていた。そんなある日、長男夫婦の家を追い出された彩のお父さんが突然転がり込んでくるのだが。。中澤日菜子の同名小説を、「俺たちに明日はないッス」、「ふがいない僕は空を見た」のタナダユキ監督が映画化した作品。

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