「スティーブ・ジョブズ」を観ました。
評価:★★★★☆
Appleの創始者として、また近年見る類まれないイノベータとして、亡くなった今でも世界中から注目され続ける男・スティーブ・ジョブズの生き様を、Appleとジョブズとを体現する3つの重要な新製品発表会の裏幕劇という面白い形で描いた作品。ジョブズの半生を描いた作品としては、アシュトン・カッチャー主演で2013年に公開された同じタイトルの「スティーブ・ジョブズ」という作品がありますが、あの2013年公開版が伝記映画としては正統派。本作は、ジョブズの人生の中で3つの重要なターニングポイントのみを描くことで、ジョブズという人の考え方や、パーソナルな人生観を浮き彫りにしていく異色な作品となっています。主演には「それでも夜は明ける」のマイケル・ファスペンダー、彼を支える秘書役に「タイタニック」のケイト・ウィンスレット(本作で、アカデミー賞助演女優賞ノミネート)、監督は「スラムドッグ・ミリオネア」のダニー・ボイルが務めています。