「ルイの9番目の人生」を観ました。
評価:★★☆
愛らしく賢い少年ルイは9年間で9度死にかけている。0歳のときは全身骨折、5歳のときには感電、8歳のときは食中毒と、毎年のごとく生死の境をさまよっていた。そして、9歳の誕生日に海辺の崖から転落する。奇跡的に助かるも昏睡状態に陥ってしまう。担当医パスカルがあらゆる手を尽くす中、転落した同じ日に行動をともにしていた父親は行方不明に、母親のもとには差出人不明の警告文が届くのだった。そして、パスカル自身も悪夢にうなされ、周囲の人々にも様々な異変に巻き込まれていくのだった。。イギリス人作家リズ・ジェンセンによる同名小説を映画化した作品。2008年に他界した「イングリッシュ・ペイシェント」の監督アンソニー・ミンゲラが生前に映画化を熱望していた企画を、息子マックス・ミンゲラがプロデューサー兼脚本家として実現。メガホンをとるのは「ホーンズ 容疑者と告白の角」のアレクサンドル・アジャ。
続きを読む “『ルイの9番目の人生』:9歳で9回死にかけた少年の周りで起こる不思議な出来事。作品のテーマはいいので、もう少しファンタジックな方向にかじを切ったほうがよかったように思う。。”